私は結婚する時に、あまりお金を掛けたくなかったので、
主人となる男性に
「結婚式や指輪にお金を掛けるよりも、
今後の二人の生活の為にお金を使いましょう」と提案しました。
それを知った、いつもならとても穏やかな母が、
「だめだめ!結婚式と結婚指輪位、
どんなに小さくてもちゃんとしておかないと
後になって、あの時結婚式も指輪もくれなかった!
なんて喧嘩になるよ」と一生懸命力説して
私を説得してくれました。
ということで、結婚式はあまりお金を掛けずに、
そして指輪も至ってシンプルな
小さなダイヤのついた結婚指輪を買って貰いました。
いらない、といったものの、ダイヤの指輪を頂戴し、
それを自分の指にはめてみると、嬉しくて嬉しくて、
何時間も、指輪をした手をかざしてみていました。
そして、「指輪は絶対に、安くても貰った方がよい」、と
アドバイスしてくれた母と
一旦は「要らない」、といってしまったのに、
やっぱり欲しいと言い出した私のわがままを
聞き入れてくれた主人に感謝してもしきれません。
自分がこんな体験をしたので、私の後輩で同じように
「結婚式にはお金を掛けたくない、
どうせ毎日みにつけないかもしれないから、結婚指輪も不要」
といっている人に私の体験話をしました。
彼女のご主人となる人は少しお金に困っていて
借金も沢山ある人でした。
結婚式はどうしてもお金の都合でできなかったのですが、
「結婚指輪だけは買ってもらっておいたほうがいいよ」、と
話した所、どこかの夜店で買ったような
細い結婚指輪を買ってくれたそうです。
そんな小さな指輪だけれど、彼女が
「やっぱり結婚指輪もらったら嬉しかった」と
少し恥ずかしそうに、そして目にうっすら涙をためて
「アドバイスしてくれてありがとう」と言ってくれたのが嬉しかったです。
